特定保健指導における基本理念

特定健診を機に自らの健康状態を把握し、これまでの生活習慣を振り返ることで、問題点に気づき、生活習慣病を早期に予防することを目的としています。
行動変容のために、個人のライフスタイルを重視し、自己選択型の指導を計画的に実施致します。

(1)栄養計算を行います。

1~3日分のお食事を記録していただき、栄養計算を行い、食事のバランスを量ることで、改善策を見出します。

(2)必須項目以外の検査結果も踏まえて栄養指導を行います。

高血糖、高血圧、脂質異常のみならず、尿・肝機能検査、貧血の項目についても、生活を改善する上での留意点等を分かりやすく解説します。

(3)普段の食生活の実態を知っていただき、行動変容のきっかけを作ります。

例1:家庭の料理を持参していただき、塩分濃度を測定します。(集団指導であれば、味の薄いスープを香辛料などで美味しくする方法なども実践可能です。)
例2:揚げ物や炒め物に使われる量の油を、実際に器に入れて見ていただきます。

(4)ストレッチや運動効果の上がる歩き方等について指導いたします。

実際に体を動かしていただき、効果的な運動法をその場で身につけていただきます。

(5)ご希望があれば、6ヶ月以降も指導を継続することが可能です。

※ただし、診察が必要になります。

(6)禁煙外来も行っております。

※医療保険がお使いいただけます。