点滴療法

分子栄養学に基づく注射・点滴療法により、アンチエイジング効果が得られます。

※代替医療、アンチエイジング医療等の自由診療には、医療保険は適応されません。ご了承ください。にんにく注射・点滴以外には初診料11000円または再診料5500円が別途必要です。

にんにく注射・点滴 【3300円より】

疲れがとれない方、だるさがなかなか抜けない方、夏バテの方、冷え症で体力が弱くよく風邪をひく方、肩こりや腰痛がある方に最適です。
にんにく注射といっても、当然ですがにんにくのすりおろしを注射するわけではありません。にんにくとほぼ同様の成分である数種類のビタミンB群にビタミンCなどを注射する方法です。

ビタミンB1の構成成分の中に含まれる硫化アリルがにんにく臭のすることから、にんにく注射と呼ばれています。回数の目安は週23回程度です。 にんにくと同様に新陳代謝を高め、細胞活性化を促すことで疲労回復効果や倦怠感の消失が期待されます。

神経や筋肉の働きを快復させ即効性があるので、慢性的な倦怠感や疲れ、いわゆるスタミナ切れ対策には最適の療法です。細胞を活性化し新陳代謝を活発にして疲労回復などの効果が高い にんにく注射の主成分には、ビタミンB群、ビタミンC、グリコーゲンなどが豊富に含まれています。 ビタミンB群は、体内の代謝を促進させエネルギーを生み出し、疲労物質である乳酸を分解して疲労回復につながります。

▼各種ビタミンの役割

ビタミンB1:

炭水化物をエネルギーへ転換するのに不可欠な栄養素です。不足すると、慢性疲労や気力の減退、情緒の不安定、記憶の低下などの症状があらわれます。悪化すると、脚気や手足のしびれ、むくみを招きます。

ビタミンB2:

脂質や糖質の代謝、有害物質の分解、過酸化脂質の生成防止、細胞の再生、成長促進等に深く関わる大切な栄養素です。ビタミンB2は、日本人にとって不足しがちな栄養素の一つで、特に糖尿病の方は吸収力が落ちているので摂取を心がけましょう。

ビタミンB3(ナイアシン、ニコチン酸):

炭水化物や脂質の代謝に不可欠。また、血液の循環促進、脳神経の活動促進、性ホルモンの合成に関与します。

ビタミンB5(パントテン酸):

炭水化物や脂質の代謝、ストレスへの抵抗力や免疫の強化、善玉コレステロール増加などの働きがあります。欠乏すると感染症への抵抗力が落ち、食欲不振やイライラを招き、副腎・皮膚・末梢神経・神経管などの障害を引き起こします。

ビタミンB6:

たんぱく質の代謝、脂質の代謝、神経の伝達物質や赤血球などの合成、免疫機能の維持に欠かせません。不足すると皮膚炎や肌の脂性、アレルギーや神経過敏、口内炎、貧血、脂肪肝などのトラブルを引き起こす事になります。

ビタミンB12:

赤血球のヘモグロビンの合成を助け、神経細胞内の核酸などの合成や修復にかかわっています。不足すると、貧血、倦怠感、めまい、動悸などの症状が出て、集中力の低下や気分の落ちこみなどの精神症状もあらわれます。

ビタミンC(アスコルビン酸):

免疫力の強化や抗酸化作用をはじめ、美容効果(コラーゲン生成)や風邪予防に効果あり、大量では抗ガン作用もあります。喫煙や精神的ストレスなどでビタミンCは大量に消費されるので十分な補給が必要です。また、ビタミンCを摂り過ぎた場合の害はありません。肌を作り出すコラーゲンを生成するので、肌の張りを保ち、色素沈着などシミ・ソバカスを予防するといった美容にも有効です。

マイヤーズカクテル 【11000円より】

慢性疲労・全身倦怠・感冒・喘息・片頭痛・蕁麻疹などに有効です。
米国で30年以上続いているカクテル点滴です。疲れを改善し、疲労回復を促します。

米国のジョン・マイヤーズ医師が考案し、アラン・ガビー医師により米国中に広まりました。
マイヤーズカクテルはマグネシウム、カルシウム、ビタミンB群、ビタミンCといった人間の体の中に存在している栄養素だけを配合し、約30分で点滴します。急速にビタミンやミネラルの血中濃度を上昇させることで薬理学的な効果を期待します。
感冒症候群、インフルエンザ、全身倦怠・疲労、気管支喘息、片頭痛、慢性疲労症候群、線維筋痛症、うつ病、こむら返り、慢性副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎、心不全、狭心症、慢性蕁麻疹、甲状腺機能亢進症、生理不順、耳鳴、自律神経障害、不定愁訴症候群などに効き、その他アスリートの運動能力向上などに効果のある点滴療法です。

グルタチオン療法 【9900円より】

パーキンソン病・末梢神経障害・慢性疲労などに有効です。 グルタチオンは組織に広く分布する化合物で、解毒を促進する作用や抗アレルギー作用があります。(なお、経口剤は腸で吸収されるまでに多くが壊れてしまうため、点滴療法と比べて著しく効果が低くなります。)

抗酸化物質の中でも最も強力なグルタチオンは、脳内で絶えず発生する活性酸素を消去して、活性酸素から脳神経細胞を守ります。

最も注目されているのが(1)パーキンソン病に対する治療、(2)抗がん剤の副作用である末梢神経障害、(3)閉塞性動脈硬化症、(4)デトックス(体内解毒)です。
米国ではパーキンソン病の機能改善と病状進行の遅延を目的とするグルタチオン療法は多くの施設で行われていますが、日本ではほとんど知られていません。本治療は大量のグルタチオンを約30分かけて点滴します。点滴終了後から歩行、振戦、バランスなどが改善する事例もあり、通常は数回の治療で効果を体感します。

高濃度ビタミンC療法 【16500円より】

がん家系のがんリスクの低下・免疫強化・感染予防・美肌、美白作用・抗にきび作用・皮膚のアンチエイジング・疲労回復などがあります。
ビタミンCを10〜25gの高濃度で点滴します。

がん家系で自分も心配な方、風邪を引きやすい方、最近小じわが増えて若返りたい方、美肌・美白を望んでいる方、ニキビができやすく肌荒れもする方、外回りの仕事が多く日に焼ける方、慢性の疲労がとれない方、喫煙量が多い方、アルコール量が多い方、運動が好きでスポーツクラブによく行く方にお勧めです。約1時間かけて10〜25gの高濃度ビタミンC点滴を月に1回~2回程度行います。

超高濃度ビタミンC療法 【22000円より】

今、最も注目されているがん治療法です。 点滴に使用される超高濃度ビタミンC液は一回の点滴量を200〜1000mlとし、ビタミンCを50〜100gの超高濃度で使用します。

2005年にNIH(米国国立衛生研究所)、FDA(米国食品医薬品局)、NCI(米国国立がん研究所)、そしてアイオワ大学が衝撃的発表をしました。『高濃度アスコルビン酸(ビタミンC)点滴は、がん細胞に対してだけ選択的に毒性として働く』という内容です。ビタミンC50~100gを点滴すると、癌細胞内に取り込まれたビタミンCは自らが酸化される過程で過酸化水素を生成し、正常細胞に影響を与えずに癌細胞の核濃縮・細胞死を誘導するというものです。
ビタミンCは通常の抗がん剤とは異なり副作用がほとんどないのが特長です。現在、米国では約1万人の医師・自然療法医・統合代替医療医が導入し、米国各地で研修会が開催されています。がん手術後の再発防止、がんの新たな補助療法として、米国国立がん研究所(NCI)、米国国立衛生研究所(NIH)において研究が進められています。
ビタミンCを大量に口から摂取した場合、私たちの身体は過剰なものを尿として排出してしまいます。高濃度のビタミンCを摂取するには血管に直接注入しなければなりません。

▼次のような方にお勧めしております
(1)有効な治療法がない方。
(2)抗ガン剤や放射線治療の無効の方。
(3)抗ガン剤や放射線治療と併用する方。
(4)抗ガン剤や放射線治療の副作用が強くて続けられない方。
(5)代替治療を受けることを希望される方。

治療はDr.リオルダン・プロトコルに準じます。ビタミンCはアメリカ製無添加のものを使用しています。点滴の効果を見るために6ヶ月間は継続することが必要です。
またDr.リオルダン・プロトコルに従い、ビタミンCとマルチビタミン・ミネラルのサプリメントをお摂り頂きます。(点滴日以外も血液中のビタミンC濃度を一定に保つことを目的としています。) 血液検査は初回のみ21,600円(G6PD欠損症を含むスクリーニング検査)。2回目より5,400円(ビタミンCの血中濃度が350~400mg/dlに安定するまでは毎回測定します)。
また体の状態を知るために月1回程度の血液検査が別途必要です。

※ もっとも最近の採血データがあればご持参下さい。

ビタミンC点滴療法に適さない方

腎臓機能の悪い方や栄養状態の悪い方、脱水症状の方、現在透析中の方はこの治療を受けることが出来ません。

超高濃度ビタミンC療法は代替医療です。
これまでに有効とされる手術、化学療法や放射線療法に取ってかわる治療法ではありません。