特定健康診査における基本理念

増大する医療費を適正化するためには医療制度の抜本的な構造改革が急務とされています。
特定健康診査はメタボリックシンドロームの概念を導入し、生活習慣病有病者およびその予備軍の予防・解消に重点が置かれました。
「病気の早期発見・早期治療」から「病気になる前にまず予防」へと健康診断のあり方が大きく変化しています。その結果から階層化が計られ特定保健指導も実施されます。
特定健康診査を契機として「生活習慣の改善」「受診者の行動変容」を促すものになっています。

当クリニックではメタボリックシンドロームの基礎知識の啓蒙や新しい健康診断の普及に努め、特定保健指導を積極的に実践していくなかで運動習慣の定着、食生活の改善、禁煙など生活習慣の改善を定着および継続していただけるための方法も指導してまいります。

保険者は健康と医療のあり方を展望しつつ、被保険者とその家族の健康保持・増進に尽力され、また加入者は一人ひとりが健康づくりに向け、主体的に取り組んでいただくことが最重要であろうと考えています。

わたくしたちは、科学的かつ適正な医療体制のもと特定健康診査・特定保健指導を全力でサポートしてまいります。

平成20年4月1日